
画像提供:@puripuripuriko1120
今注目のエキゾチックアニマル『スキニーギニアピッグ』を知っていますか?
『皮膚のような(スキニー)』『豚(ピッグ)』という名前の通り、ほぼ体毛のない子豚のような見た目が特徴的なスキニーギニアピッグ。とはいえ、スキニーギニアピッグのルーツはブタではありません。
今回は、スキニーギニアピッグの魅力や生態を紹介します!
スキニーギニアピッグとはどんな動物?

ここでは、スキニーギニアピッグの基本的な情報を紹介します。
独特な見た目と友好的な性格で、愛好家を増やしつつあるスキニーギニアピッグ。まずはルーツや生態的な特徴について学んでみましょう。
モルモットを改良した人工のペット
スキニーギニアピッグは、モルモットを改良して生まれた生き物です。人工改良種のため、野生には生息していません。
名前に『ピッグ』と付きますが、スキニーギニアピッグの目属科は『げっ歯目テンジクネズミ科テンジクネズミ属』。つまりスキニーギニアピッグは、ブタではなくネズミの仲間なのです。

体毛がほとんどない!ユニークな見た目で注目度上昇中
スキニーギニアピッグの最大の特徴といえるのが、体毛のほとんどない見た目です。個体によって『足先や鼻に多少の体毛があるタイプ』と、『全身無毛』のタイプに分かれます。
そのため「動物の被毛にアレルギーがあり、哺乳類の飼育ができない」という人でも飼いやすいペットといえるでしょう。
人懐っこく、鳴き声でコミュニケーションもとれる
スキニーギニアピッグの性格は、人懐っこく友好的であることが特徴です。
鳴き声でコミュニケーションを取れる生き物であるため、穏やかに接することで早い段階で心を開いてくれるでしょう。
ただし臆病な一面も持っているため、スキンシップや飼育環境には注意が必要です。
インスタで発見!スキニーギニアピッグとの楽しい毎日
ここでは、実際のスキニーギニアピッグとの生活を紹介します。
ピックアップさせていただくのは、スキニーギニアピッグの『ぷり子ちゃん』を飼育している@puripuripuriko1120さん。インスタの投稿を通して、2人の生活を覗かせてもらいましょう!
ぷりぷりの体型がたまらない!

ぷり子ちゃんは、名前の通りにぷりぷりな見た目が魅力的な女の子!
特技は『早食い・高速水飲み・噛みつき攻撃』なのだとか。穏やかそうな見た目とは裏腹に、意外にもアグレッシブで活発な一面もあるんですね!
お顔も体もぷりぷりなシルエットが溜まりません。お腹をプニプニさせてほしい……!
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見た目だけではなく、仕草もユーモア抜群!

スキニーギニアピッグは、見た目だけではなく仕草もユーモア抜群な生き物です。
ぷり子ちゃんも、リラックスして大あくび!体毛がないからこそ、一般的なモルモット以上に表情や感情が分かりやすいのも、スキニーギニアピッグの大きな魅力です。
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信頼関係が築ければ、抱っこもさせてくれる!

人慣れしてくれる生き物であるスキニーギニアピッグ。信頼関係が築ければ、このように抱っこもさせてくれるんです。
ちょっと緊張した様子も見せながら、大人しく爪切りをさせてくれるぷり子ちゃん。スキニーギニアピッグとの距離感を縮めるためには、日頃からの優しいコミュニケーションが大切です!
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スキニーギニアピッグの平均寿命・値段の相場は?

スキニーギニアピッグの平均寿命は、6~7年程度となっています。値段の相場は2~4万円程度が相場のようです。
体の大きさは、オス・メスともに20~30cm程度。体重の目安は、オスで900~1,200g、メスで700~900g程度です。
生体を取り扱っているペットショップが少ないため、実際にお迎えする際はブリーダーからの購入も検討しましょう。
また、購入前にはぜひ、アニタッチアクアシティお台場のように、実際にスキニーギニアピッグにふれられる施設でスキンシップを取ってみてください。
スキニーギニアピッグを飼育する際のポイント・注意点

ここでは、スキニーギニアピッグを飼育する際のポイント・注意点を紹介します。
スキニーギニアピッグの飼育方法は、基本的にはモルモットと同じです。そのうえで、スキニーギニアピッグ特有の『無毛』のケアやチェックが重要になります。
皮膚病になりやすい動物・定期的な体調チェックが大切
体毛をほぼ持たないスキニーギニアピッグは、皮膚のダメージを受けやすいことが特徴です。皮膚病になりやすいため定期的な体調チェックをおこない、早期発見や治療につなげていきましょう。
体毛がないため寒さに弱い!室温管理を徹底しよう
スキニーギニアピッグは体毛による体温管理がほぼできません。室温管理を徹底し、暑さや寒さをケアできる環境づくりをおこないましょう。
ルーツであるモルモットの飼育に適した室温は、約17~24℃。しかし無毛のスキニーギニアピッグにとって、17℃はつらい環境です。最低でも20℃以上をキープできるように調整しましょう。
主食はモルモットと同じ!ビタミンの補充を心がけよう
繊細な皮膚をケアするためには、ビタミンの補充が大切。基本的にはモルモットと同じ主食を与えつつ、餌やサプリメントでビタミン不足をフォローしましょう。
とくにビタミンCはモルモットが自分で生成できない栄養素であるため、外からの補給が求められます。
スキニーギニアピッグは、人気急上昇中のエキゾチックアニマル!

今回は、スキニーギニアピッグの魅力や特徴を紹介しました!
皮膚のカラーや柄の入り方によっても、幅広い個性が現れるスキニーギニアピッグ。ぜひこの機会に実際にふれられるスポットを訪れ、スキニーギニアピッグの魅力を直に感じてみてくださいね!