カラフルな体色や愛らしい触角、そして岩場に張り付く姿は、多くの人々の心を魅了しています。特にSNSの世界では『#ウミウシ』のハッシュタグで数多くの投稿が日々シェアされ、その美しい姿に「かわいい!」「癒される!」といったコメントが絶えません。
海の妖精のような彼らの存在は、水中写真家たちの間でも人気の被写体となっており、その魅力は日本だけにとどまらず、世界中で注目を集めています。
ウミウシは「貝殻を捨てた巻貝」ってどういうこと!?
画像提供:@yusura0846
ウミウシ、実は貝の仲間ということをご存知でしょうか?
その見た目に、硬い貝殻は見当たりませんが、実は体の中にはわずかに貝殻が残っていたり、殻をもつウミウシもいます。また、その名前の由来は、陸上のウシのような角に似た触角を持っていることから付けられました。
大きさは種類によってさまざまで、数ミリの小指の爪ほどから20センチを超えるものまで存在します。
5,000種類以上!?実は奥が深いウミウシ
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ウミウシは、学術的には後鰓類(こうさいるい)と呼ばれる軟体動物の仲間です。世界中の海に生息し、現在までに5,000種以上が確認されています。種類は今もなお増え続けており、日本だけでも約1200種類以上が確認されてるウミウシ。世界中、さまざまな環境に適応して生息しているのも特徴です。
背中には呼吸のための「鰓(エラ)」がありますが、魚のエラとは異なります。ウミウシのエラは、花びらのような美しい形状を作り出しています。頭部には触角があり、これで周囲の環境を感知しているといわれています。
「かわいい」が止まらない♡筆者おすすめのウミウシを紹介!
海の中には、まるでキャンディーのように色とりどりで愛らしいウミウシたちが暮らしています。今回は、数多くのウミウシの中から、特に「かわいい!」と思わず声が出てしまう筆者イチオシの3種を紹介します。
どの子も個性的で魅力たっぷり。写真を撮影する際は、その愛らしさに海の中でカメラを片手に思わず長居してしまうこともしばしばです!
真っ白ではないけど、シロウミウシ
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伊豆半島から沖縄まで、日本の温かい海に広く生息する人気種です。真っ白な体に黒い斑点が入った愛らしい姿が特徴のウミウシ。台湾、韓国、日本などの海でよく見られます。
ウミウシといえばこの子?!アオウミウシ
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アオウミウシは体の色が明るく、鮮やかな青色の体色と黄色い斑点が特徴です。背びれのような鰓が優雅に揺れる姿を撮影する際は、前からアップで撮るときれいに撮影できます。
学術名は「ウデフリツノザヤウミウシ」、あだ名は「ピカチュウ」
オレンジ色の体色と黒い触角が、人気ポケモン「ピカチュウ」に似ていることから「ピカチュウウミウシ」の愛称で知られています。インド洋と西太平洋およびメキシコ湾に分布しているウミウシです。
ウミウシで癒やされよう!観察時の楽しみ方
ウミウシ観察を楽しむ最適な方法は、スキューバダイビングやシュノーケリングが一般的です。
特に日本では、伊豆半島や沖縄の海がウミウシ観察の人気スポットとして知られています。初心者は、まずは経験豊富なガイドと一緒に潜ることをおすすめします。
「ウミウシが見たい」とガイドに要望を伝えると、その海で見られるウミウシを紹介してくれるはずです!
海の中での観察の際は、決してさわったり捕まえたりせず、適切な距離を保って観察することが大切です。また、フラッシュ撮影は控えめに、生息環境を乱さないように注意。自然環境を守りながら、これらの美しい生き物との出会いを楽しみましょう!
インスタで発見したかわいいウミウシ!
画像提供:@yusura0846
@yusura0846さんのInstagramには、ご自身が飼っているキレイでかわいいウミウシの画像がたくさんアップされています。ダイビングはできなくても、@yusura0846さんのInstagramを眺めてウミウシに癒されてみてはどうでしょうか?
ウミウシ以外の海の生き物などもたくさんアップされているので、見飽きることがありません。
ウミウシの「かわいい」世界にふれてみよう
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ウミウシたちの魅力的な世界は、私たちに多くの感動と癒しを与えてくれます。
その愛らしい姿は、まさに海の中の宝石とも言えるでしょう。SNSではウミウシの写真を共有することで「かわいい」のコメントが溢れ、その魅力は世界中の人々に広がり、新たなファンを生み出し続けています。
実際に海に潜って観察することで、さらに深いウミウシの魅力にふれることができます。これを機に、あなたも海の妖精たちの世界を覗いてみませんか?自然の織りなす芸術の素晴らしさを、ぜひ体験してください!