- 赤ちゃんの時期にしか見られない白いアビシニアコロブス
- 家猫とはまた違う魅力のあるアムールヤマネコ4兄妹
- お母さんにべったりなリスザルの赤ちゃん
- 活動的なふたごのキボシイワハイラックス
- ミルクを飲む姿が見れちゃうかも!カピバラ4兄妹
画像:富士サファリパーク公式HPより
2022年もそろそろ終わりに近づいてきましたね。仕事や年末の準備などで忙しい12月ですが、2022年をあと少し走り抜くために、動物の赤ちゃんをみて癒されませんか?
今回は、2022年に生まれた動物の赤ちゃんたちを紹介します。赤ちゃんのときにしか見られない姿に会いにいってみましょう!
赤ちゃんの時期にしか見られない白いアビシニアコロブス
八木山動物公園【宮城県】
- アビシニアコロブス(8/12生まれ)
八木山動物公園では、アビシニアコロブスの赤ちゃんが誕生しました!開花の女神という意味の名前がつけられたアビシニアコロブスのタレイア。好奇心旺盛な性格で、お姉さんのマイアに心配されながらも元気に動きまわっています。
アビシニアコロブスは、顔の周りや背中、しっぽの先は白く、全体は黒い毛におおわれています。生後3ヶ月までの赤ちゃんの時期だけ、白い毛の赤ちゃんアビシニアコロブスが見られるチャンスです。
まだ名前が発表されていませんが、11/4にも新しい赤ちゃんが誕生しています。ますますにぎやかになっていく、アビシニアコロブスたち。ぴょんぴょん飛びまわる元気な姿を八木山動物公園へぜひ見にいってみてくださいね。
家猫とはまた違う魅力のあるアムールヤマネコ4兄妹
井の頭自然文化園【東京都】
- アムールヤマネコ(5/13生まれ)
井の頭自然文化園では、東京都と友好都市提携を結んでいるソウル特別市から寄贈されたペアから、4頭のアムールヤマネコの赤ちゃんが生まれました!オスはリク、メスはソラ・ココロ・キヅナと名づけられ、元気に過ごしています。
自然繁殖での赤ちゃんの誕生は、2006年以来16年ぶりのことです。日本国内では、アムールヤマネコの半数が井の頭自然文化園で飼育されています。
アムールヤマネコは東南アジアに生息するベンガルヤマネコの亜種です。灰褐色の体に斑点があり、耳の先端は丸く、額には黒と白の縦じまが入っています。体長約45cmで、動物園では馬肉や鶏肉を食べています。水場が好きで、狩りも得意です。家猫のような見た目ですが、家猫とはまた違う野生味が魅力ですね。
お母さんにべったりなリスザルの赤ちゃん
富士サファリパーク【静岡県】
- リスザル(6/30、8/28生まれ)
- シマウマ(11/22生まれ)
- アカカンガルー(6月中旬~8月下旬生まれ)
富士サファリパークでは、出産ラッシュ!紹介しきれない数の赤ちゃんが誕生しています。2022年にはリスザルとシマウマ・アカカンガルーなどが生まれました。
お母さんの背中にくっついているリスザルの赤ちゃんがかわいいですね。リスザル親子は、どこでも一緒に行動します。生後約半年は、お母さんから離れない、仲良し親子の姿がみられるそうです。
シマウマの赤ちゃんはふわふわしたやわらかい長毛で、薄い黒と白の縞模様があるのが特徴です。大人と赤ちゃんのシマウマを見比べてみるのも楽しいでしょう。
そして、アカカンガルーは6頭も誕生しました。お母さんのお腹の袋から、ひょっこり顔をだす姿がみられるのも、赤ちゃんのときならではの光景です。もう少し大きくなれば、展示場内で元気にジャンプするカンガルーたちの姿がみられそうです。
活動的なふたごのキボシイワハイラックス
埼玉県こども動物自然公園【埼玉県】
- キボシイワハイラックス(9/14生まれ)
- キリン(8/13生まれ)
埼玉県こども動物自然公園では、キボシイワハイラックスの赤ちゃんが2頭とキリンの赤ちゃんが誕生しています!
キボシイワハイラックスは、分類上はゾウに近く、骨格はサイに似ているふしぎな動物です。ネズミやカワウソのような顔つきをしています。
生まれて数時間で歩いたり岩をのぼったりし始め、3〜4日で高いところにまでのぼれるようになる活動的な動物です。
群れで岩場や森林に生息し、敵に狙われやすいからこそ進化していったキボシイワハイラックス。生まれたときから毛が生えそろい、動き回れるスーパー赤ちゃんです!
キリンの赤ちゃんはツノがやわらかく、2本とも内側にたおれているのが特徴です。大人になるにつれてまっすぐツノが立っていきます。体の模様は同じように見えますが、それぞれに模様が異なります。じっくり観察してみましょう。
埼玉県こども動物自然公園で生まれたキリンのマリスケは、大人しい性格ですので、こわがらせないようにあたたかく見守りましょうね。
ミルクを飲む姿が見られちゃうかも!カピバラ4兄妹
那須どうぶつ王国【栃木県】
- カピバラ(8/21、9/5生まれ)
那須どうぶつ王国ではカピバラの赤ちゃんが、令和4年8月21日に2頭(オス1頭、メス1頭)、9月5日に2頭(オス1頭、メス1頭)誕生しています。
カピバラはネズミの仲間で、現在地球上に生息している最大のネズミといわれています。
那須どうぶつ王国でのカピバラの出産は3年ぶりとなり、運が良ければ飼育員がミルクをあげている様子が見られるかもしれないとのことで、とても楽しみです!
赤ちゃんのときにしかみられない姿に会いにいこう!
今回は、2022年に生まれた動物の赤ちゃんたちを紹介しました。動物園でしかみられない、めずらしい動物がたくさんいましたね。
動物も赤ちゃんでいられる時間は限られています。赤ちゃんのときにしかみられない、貴重な姿に会いにいってみましょう!動物園のルールとマナーを守って、動物たちとの時間を楽しみましょうね。