- 実は、キツツキの仲間!くちばしは体長の約3分の1ほどの長さもある。
- 日本各地の動物園でオオハシの生態や独特な動きを観察できます。
- ぜひ間近でオオハシの美しさを堪能してみましょう!
オオハシという鳥を知っていますか?オオハシは南米の熱帯雨林に生息する鳥類で、特に大きくカラフルなくちばしが特徴的なキツツキの仲間です。
動物園やアニメーションでもよく見かける鳥ですが、その名前を知らない人も多いのではないでしょうか。この記事ではオオハシを紹介するとともに、オオハシに会える動物園も紹介します。
大きくカラフルなくちばしが特徴のオオハシの生態を知ろう!
くちばしは、体長の約3分の1ほどの長さで、見た目の派手さだけでなく、軽量で中が空洞の構造を持ち、体温を逃がすための体温調節の役割も担っています。
また、くちばしを使って器用に果実をつかんで食べる巧妙な技術も持ち合わせており、果実以外にも、昆虫や小鳥の卵などを食べることもあります。
オオハシは社交的な性格で、好奇心旺盛で人懐っこい性格と言われており、独特な鳴き声でコミュニケーションをとります。動物園で見かけた際はぜひ、その鳴き声にも注目してみてください!
日本でオオハシに会える動物園5選
日本国内でオオハシを見られる動物園は限られていますが、全国にはその美しい姿を間近で観察できる場所が存在します。今回は特におすすめの5つの動物園を紹介します。
札幌市円山動物園【北海道】
北海道の中心に位置する札幌市円山動物園は、四季折々の自然に囲まれた動物園です。オオハシの展示では、鳥類が快適に過ごせる温室環境が整備されており、冬でも熱帯の雰囲気を楽しむことができます。
オオハシの仲間は約40種類近くいますが、その中でも一番体が大きいオニオオハシに出会うことができます。
所在地 |
札幌市中央区宮ケ丘3番地1 |
アクセス |
地下鉄東西線「円山公園駅」下車、徒歩約15分 |
料金 |
大人800円、高校生 400円、中学生以下 無料 |
営業時間 |
夏期(3月1日~10月31日) 9時30分~16時30分(最終入園は16時) 冬期(11月1日~2月末日) 9時30分~16時(最終入園は15時30分) |
休園日 |
・毎月 第2・第4水曜日 (8月のみ第1・第4水曜日) (祝日の場合は翌日) ・4月 第2水曜日を含むその週の月曜日~金曜日 ・11月 第2水曜日を含むその週の月曜日~金曜日 ・12月29日~31日 |
駐車場台数 |
第一駐車場(西門側)612台 第二駐車場(正門側)276台 |
恩賜上野動物園【東京都】
日本最古の動物園である恩賜上野動物園は、多種多様な動物展示が魅力です。
オオハシは特にそのカラフルな外見で来園者の注目を集めています。くちばしを使って果物を器用につかむ様子や、自然に近い展示スペースで自由に飛び回る姿は、訪れる人々を楽しませてくれるでしょう。
所在地 |
東京都台東区上野公園9-83 |
アクセス |
JR上野駅「公園口」より徒歩5分 |
料金 |
個人 一般600円~ ※団体料金、年間パスポートなどは公式サイトを確認してください |
営業時間 |
9:30~17:00 |
休園日 |
月曜日(月曜日が国民の祝日や振替休日、都民の日の場合はその翌日が休園日) 年末年始(12月29日~翌年1月1日) |
駐車場台数 |
【東園・正門まで】JR上野駅公園口(改札口)隣のタイムズ(無人) 【西園・弁天門まで】京成上野駅駐車場(弁天門まで徒歩1分) |
アニタッチ 東京ドームシティ【東京都】
アニタッチは、全国に数ヶ所ある動物とふれあえる貴重な場所です。東京ドームシティ内にあるアニタッチでは、小規模ながらユニークな展示が特徴です。
特に、オオハシと来場者とが近い距離で観察でき、子どもたちもその美しさと動きを楽しむことができます。
所在地 |
東京都文京区後楽1-3-61 黄色いビル1階 |
アクセス |
JR「水道橋駅」東口・西口 都営地下鉄三田線「水道橋駅」A2出口 東京メトロ丸ノ内線・南北線「後楽園駅」2番出口 都営地下鉄大江戸線「春日駅」6番出口 |
料金 |
平日 大人1,800円、学生(中学生以上)1,600円 休日 大人2,000円、学生(中学生以上)1,800円 |
営業時間 |
平日 10:30~19:00(最終受付18:30) 休日 10:30~20:00(最終受付19:30) |
休園日 |
年中無休 ※東京ドームシティ休園日に準ずる |
駐車場台数 |
三井のリパーク東京ドーム駐車場 400台 |
アドベンチャーワールド【和歌山県】
動物園・水族館・遊園地が一体となったアドベンチャーワールドは、豊かな展示が魅力です。
オオハシの展示は、熱帯雨林の生態系を再現した空間で行われており、彼らが果実をくちばしで器用に食べる様子は必見です。多彩な動物たちと共に、オオハシの鮮やかな色彩が来園者の目を引きます。
所在地 |
和歌山県西牟婁郡白浜町堅田2399番地 |
アクセス |
JR白浜駅からは路線バス利用(所要時間:約10分) |
料金 |
1日入園券 大人(18歳以上) 5,300円 ※詳しくは公式HPを確認してください |
営業時間 |
10:00〜17:00 ※時期により変動。要確認 |
休園日 |
営業時間や休園日は不定期のため公式HPを確認してください |
駐車場台数 |
約5,000台 |
福山市立動物園【広島県】
福山市立動物園は、広島県で家族連れに人気の動物園です。鳥類エリアでは、オオハシ類の中で最大の「オニオオハシ」に会うことができます。先端に黒い部位がある巨大な黄色の嘴が特徴のオオハシに会いに、足を運んでみてはどうでしょうか。
所在地 |
広島県福山市芦田町福田276番地の1 |
アクセス |
公共交通機関がありません。 お車かタクシーでお越しください。 |
料金 |
15歳以上 520円(中学生以下は無料) |
営業時間 |
9:00〜16:30 |
休園日 |
毎週火曜日(火曜日が祝日の場合、その翌日) |
駐車場台数 |
700台 |
オオハシに会うときの楽しみ方と注意点
オオハシは種類によって体色が異なり、黄色やオレンジ色のクチバシを持つ「オニオオハシ」や、赤・青・白・オレンジ・緑といった多様なカラーのレインボーな色を持つ「サンショクキムネオオハシ」などがいます。
このような多様な色合いを比較するのも楽しみ方の1つ。観察時にはフラッシュ撮影を控え、オオハシが驚かないように静かに接することが大切です。
また、動物園によっては飼育員によるオオハシの生態についての解説イベントが行われることもあり、参加することでさらに知識を深められます。オオハシのユニークな姿を観察しながら、その魅力を存分に楽しんでみてください。
カラフルなくちばしのオオハシに会いに行こう!
オオハシは、その大きくカラフルなくちばしと愛らしい動きで、多くの人々を魅了する鳥です。
日本各地の動物園では、そのユニークな生態を観察できる展示が用意されており、くちばしを使って果実をつかむ様子や、羽ばたく際の美しい羽の色合いを楽しむことができます。
また、飼育員による解説イベントがあれば参加して、その生活や生態についてさらに深く知るのもおすすめです。ぜひ次のお出かけに動物園を訪れ、オオハシの魅力を堪能してみてください!