冬の大敵!ペットのヒートショック対策&注意したい犬種

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まとめ
  • 冬は温度変化が起こりやすく、ヒートショックのリスクが上がる季節
  • お風呂や散歩などのシーンでは、ペットの体感温度の変化に気を配ろう
  • シニア犬や子犬・寒さに弱い犬などはとくに注意!

今年も冷え込む季節がやってきました。外の気温が低いほど、温かい室内やポカポカのお風呂のありがたさが染みますよね。室内外の気温差が大きくなりやすい時期に気をつけたいのが、ヒートショックです。

冬にヒートショックの危険性が高まるのは、ペットも人間と同様です。今回は、ペットのヒートショックの症状や対策などを紹介します。ヒートショックが起こる理由を学び、適切な環境づくりにつなげていきましょう。

目次

「ヒートショック」とは?人間もペットも要注意!

そもそもヒートショックとは気温変化による血圧の上下が起因となる、心臓や血管の疾患です。体感温度が変わると血管が広がったり縮んだりすることで、血圧が上下します。その結果、心臓や脳などの各部位に負担がかかり、さまざまな健康被害が起こります。

1年のなかでも、温度の変化が大きくなりやすいのは冬。寒い脱衣所から温かい湯船に入ったり、暖かい部屋から寒い室外に出たりなど、激しい温度変化によってヒートショックのリスクが高まります。

ヒートショックは、10℃以上の温度変化によってとくに発生しやすくなります。気温が大きく下がる冬は、ほかの季節以上に対策を講じるべきです。

ペットのヒートショックの具体的な症状

ペットのヒートショックでは、以下のような症状が起こります。

  • 顔色が悪くなる
  • 体から力が抜ける
  • 体温が下がる
  • 血圧が下がる
  • 呼吸や心拍が弱くなる
  • 呼吸が苦しそう

とくに『突然倒れる』『ふらふらする』などの症状は、ショック状態で瀕死のサイン。最悪の場合は命を落としてしまいます。

様子が変化したら『早急に動物病院に行く』は大前提として、何より重要なのは予防ですヒートショックが発生しやすい状況を理解し、ペットにとって安全な生活環境を整えることが求められます。

ヒートショックが起こりやすいペットの特徴

ここでは、ヒートショックが起こりやすいペットの特徴についてご紹介します。愛犬の特徴と照らし合わせながら、ペットの特徴に応じた対策につなげていきましょう。

シニアの年齢である

シニアの年齢に差し掛かっているペットは、寒暖差の変化に体が追いつきにくくなるため、ヒートショックのリスクが高まります。具体的には7歳頃からが目安です。とくに大型犬は小型犬と比べ、シニア期に入る年齢が1~2年ほど早いとされています。

高血圧や動脈硬化などの持病がある

循環器系や呼吸器系に持病があるペットも、ヒートショックのリスクが高くなります。持病の例としては高血圧や動脈硬化などが代表的です。表面的な症状が現れにくいケースもあるため、一見健康に見えても一度動物病院で検査を受けると安心です。

肥満の傾向がある

人間と同様に、ペットも肥満によって高血圧になりやすい傾向に。高血圧は動脈硬化を進行させるため、ヒートショックのリスクも高まります。動脈硬化が進んだ血管は、急激な温度変化による血圧の変化に絶えにくく、血管が閉塞したり破れたりしやすいのです。

子犬・体力がない

体が育ち切っていない子犬や、病み上がりや体力がない犬も、ヒートショックのリスクが上がってしまいます。体力が乏しい犬は自律神経の働きが弱く、温度差への対応力が低い傾向に。引越し直後や長距離移動後なども、体力が落ちやすいため要注意です。

ヒートショックが起こりやすい犬種

以下に、ヒートショックが起こりやすい犬の特徴と、具体的な犬種の例を紹介します。

  • 短頭種(呼吸による体温調整が苦手):パグ・フレンチブル・ボストンテリアなど
  • 小型犬全般(寒さに弱く血管が収縮しやすい):ポメラニアン・トイプードル・マルチーズなど
  • 温暖な地域を原産国に持つ(寒さに弱い):チワワ・バセンジー・サル―キなど
  • 短毛種(寒さに弱い):イタリアングレーハウンド・ミニチュアピンシャー・ビーグルなど

上記はとくに気にかけたい犬種ですが、ヒートショックのリスク自体はすべてのペットに存在しています。犬種やサイズに関わらず、日常的な予防が肝心です。

今日から始めたい!ペットのヒートショック対策

ここでは、ペットの具体的なヒートショック対策を紹介します。ポイントは温度差をできる限り少なくすること。犬種に合わせた体感温度のケアをしつつ、体の負担を減らせる工夫を取り入れていきましょう。

寒くなりやすい場所を温めておく

ヒートショックの重要な対策として、寒くなりやすい場所をあらかじめ温めておくことが挙げられます。とくに冬場の脱衣所と浴槽の移動には要注意。廊下や脱衣所の温度を高めておくと、お湯を浴びたときの温度差が少なくなります。

お湯の温度も低めに設定しておきましょう。真冬でも40℃程度に設定しておくのがおすすめ。シャワーのみの場合でも浴槽にお湯を張っておけば、浴室内の温度が自然と上がりやすく、急激な温度変化を避けられます(湯船の事故には要注意!)。

お風呂に入る際は少しずつ体を温める

シャワーを浴びたりお風呂に入ったりする際は、一度に温かいお湯をかけすぎないように注意しましょう。心臓に遠い場所からかけ湯をしながら、少しずつ体を温めていくように努めてください。

また冬場のシャンプーは日中におこなうことが推奨されます。なぜなら昼間は夜と比べ、温度差が生じにくいからです。よく晴れた暖かい日を積極的に活用していきましょう。

冬の散歩前は寒さに少しずつ慣らしてから外に出す

ヒートショックは、暖かい場所から寒い場所に移動した際にも起こります。冬の散歩に出かける際は、室内と室外との温度差を減らすことが大切です。寒い外に出る前に、玄関や廊下など温度が下がりやすい場所で寒さに慣らしておきましょう。

あえて廊下で散歩用の服を着させたり、一旦暖房を切って部屋全体の温度を下げたりするのもおすすめです。ペットだけではなく、人間の体の負担も減らせますよ。

防寒対策をしたうえで散歩する

室内との温度差をなくすためには、犬種に合った防寒対策が必須。ダウンのような冬用の服を着させるのはもちろん日中の暖かい気温の時間帯に散歩をするように努めましょう。

また散歩から戻る際も注意が必要です。暖かい部屋との温度差を減らすためには、十分に運動をして体温が上がった直後に帰宅したり、家に入る前に抱っこやカイロなどで体を温めておくと安心です。

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室内温度を一定に保つための工夫を取り入れる

室内温度を一定に保つことで、家の中での温度差が減らせます。たとえば断熱窓や断熱カーテンを設置すれば、家の熱が外に逃げにくくなるでしょう。

ペット用こたつやホットカーペット、床暖房なども取り入れつつ、熱くなりすぎないように調整します。寒い場所との温度差を減らすためには、温感グッズでも適温で使用することが大切です。

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温度差を予防して、ペットの冬の安全を守ろう

今回は、ペットのヒートショックの原因や、予防する方法などを紹介しました。

ヒートショックはある日突然起こります。普段は食欲旺盛で元気に過ごしているペットでも、突然の心臓の負担には耐えられません。

ペットが安全に暮らす環境をつくるのも、飼主の努めです。寒い季節はヒートショックが起こりやすい時期だからこそ、ほかの季節以上に温度変化に敏感になり、事故を予防していきましょう!

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あらゆるジャンルを縦横無尽に駆け巡る雑食系ライター。元ペットショップ販売員として表彰経験あり。SEOを中心に、執筆記事は2,000本以上。アニマル・メンタルヘルス・ウェルビーイングなどを中心に、毎日の充実度がちょっぴり高まる記事を発信中。

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