【今日は何の日】よ~く見てみて!唯一無二のストライプ模様。国際シマウマの日

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1月31日は「国際シマウマの日」。この特別な日は、シマウマのユニークな存在や生態系における役割を広く知ってもらい、その保護活動への理解を深めることを目的としています。

美しい白黒のストライプ模様を持つシマウマは、ただの動物ではなく、草原のバランスを守る重要な一員ということを知っていますか?しかし近年、環境破壊や密猟により絶滅が危惧されています。

本記事では、シマウマの日の意義だけではなく、彼らに会える動物園も紹介します。

目次

1月31日は国際シマウマの日

1月31日は「国際シマウマの日」として制定され、シマウマの保護と生態系における重要性を広く知らせる機会となっています。

シマウマは、その美しい白黒のストライプ模様で知られていますが、この模様には体温調節や群れでのコミュニケーションなど驚くべき役割があります。

しかし、環境破壊や密猟によって生息地が減少し、絶滅の危機に瀕していることを知っている人は少ないのでは?「国際シマウマの日」を通じて、シマウマのユニークさにふれつつ、保護活動の重要性への理解を深めるきっかけにしましょう。

シマウマのユニークな特徴と生態

シマウマはアフリカの草原に生息する動物で、白黒のストライプ模様が特徴です。系統としては、ウマやロバに近い種とされています。

また、ひとくくりにシマウマと言っても、大きく分けて3種類に分類されることを知っていますか?

大きく分けると「グレビーシマウマ」「ヤマシマウマ 」そして「サバンナシマウマ」が3種類です。このうち、グレビーシマウマは絶滅危惧種に選定されており、個体数が大幅に減少しています。

環境破壊や人間による開発・密猟が主な原因であり、これらの問題がシマウマ全体の生存を脅かしています。シマウマの生態を理解し、その保護活動にも注目してみましょう。

一番広い分布域を持つサバンナシマウマ

アフリカ全域の草原に広く生息し、最も一般的なシマウマ種です。縞模様は個体によって異なり、社会的な群れ生活を通じて捕食者から身を守ります。

大型で細かいシマが特徴のグレビーシマウマ

最も大きなシマウマ種です。他のシマウマと比べると、細かい縞模様が特徴です。生息地は主にエチオピアやケニアで、絶滅危惧種に指定されています。

シマウマの中では小型なヤマシマウマ

アフリカ南部に生息し、シマウマの中では最も小型のケープヤマシマウマは腰から尾にかけて太くてくっきりとしたハシゴ状の縞模様が特徴です。

シンボルのストライプ模様は、人間の「指紋」と同じ

シマウマの白黒のストライプ模様は個体ごとに異なり、まるで指紋のように唯一無二です。

この模様は、捕食者を混乱させるカモフラージュや体温調節の役割を果たすとされています。

シマウマは主にアフリカの広大な草原地帯に生息し、そこで草を主食としています。彼らは群れで行動し、協力的な社会構造を持っていることが特徴です。

群れで生活することで、捕食者からの防御を強化し、生存率を高めています。これらの特性がシマウマの生存戦略を支えています。

動物園へシマウマに会いに行こう!

シマウマが飼育されている動物園を厳選して5つ紹介します。

シマウマたちを間近で観察し、彼らの生態や魅力を体感しに、ぜひ、動物園を訪れてみてください。

【東京都】多摩動物公園:グレビーシマウマ

【千葉県】千葉市動物公園:グレビーシマウマ、サバンナシマウマ

【愛知県】東山動植物園:サバンナシマウマ

【栃木県】那須サファリパーク:サバンナシマウマ

【広島県】福山市立動物園:ヤマシマウマ

意外と知らない!?シマウマの豆知識

「国際シマウマの日」は、シマウマの保護と生態系における重要性を広く認識させるために制定されました。そのために、ここではシマウマが持つユニークな特徴を紹介します!

実は、シマウマには意外と知られていない興味深い豆知識がたくさんあります。

例えば、シマウマがどのように鳴くかわかりますか?

馬に近い種なので「ヒヒーン」と鳴くのでは、と思われがちです。しかし実は、シマウマの鳴き声は犬に近く「バウバウ」「キャンキャン」という鳴き声をしてます。

また、シマウマは非常に社交的な動物で、群れで助け合いながら生活します。群れの仲間同士でコミュニケーションを取り合い、危険を知らせるために甲高い声で鳴くのです。

動物園でシマウマの鳴き声が聞けることは非常に稀ですが、もし鳴いているところに遭遇したらよく聞いてみてください!

さらに、シマウマの走る速度は約時速65キロメートルにも達し、捕食者から逃れるための速さを誇ります。このような特性は、彼らが過酷な環境で生き抜くための進化の結果であり、その生態には驚くべき点が多いのです。

シマウマの未来を守るために

シマウマの未来を守るためには、私たち一人ひとりの意識と行動が重要です。「国際シマウマの日」をきっかけに、その生態や保護活動について学び、関心を広めることが必要です。

シマウマだけでなく、すべての野生動物が持つ価値を理解し、持続可能な未来のために努力することが求められます。シマウマの美しさとユニークさを未来の世代にも残せるよう、今からできることを始めましょう!

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miwa

miwa

生粋の猫派ライター。アメショの猫に飼われながら、他にもカメ・インコ・ウサギ・金魚と幼き頃から過ごしていました。また、水族館大好き。特にサメ類への関心が強く、実は、シロワニの生態研究者になることを夢見ていました。趣味のダイビングでは、海中での生物観察も楽しんでいます。実際のダイビング経験と水族館での観察、両方の視点から海の生き物たちの魅力を伝えていきたいです。

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