
キョトンとした顔が魅力的なビーバーは、泳ぎが得意な動物園の人気者!今回は、4月7日に迫った国際ビーバーデーを紹介します。
ビーバーに会える動物園も紹介していきますので、ビーバーの日に合わせてぜひ来園してみてくださいね!
4月7日は国際ビーバーデー!意味や由来は?

ここでは、国際ビーバーデーの概要や、ビーバーの生態について紹介します。
ビーバーといえば『ダム作りをする生き物』というイメージがありますよね。ダムを作る理由や身体的特徴を知り、ビーバーへの理解をさらに深めていきましょう!
2009年に、ビーバーの研究・保全をおこなう団体が制定!
国際ビーバーデーが制定されたのは2009年。ビーバーの研究や保全をおこなうアメリカの団体『Beavers:Wetlands & Wildlife』によって定められました。
4月7日になった理由は、50年以上ビーバーを研究した『ドロシー・リチャーズ』の誕生日であることから。国際ビーバーデーの制定は、自然環境におけるビーバーの働きや重要性を広めることを目的としています。
ビーバーは『ダム作り』が特徴的な、森の建築家
ビーバーは、齧歯目ビーバー科ビーバー属に属する哺乳類です。
和名で『海狸(うみだぬき)』と呼ばれるように、ずんぐりとした愛嬌のある体つきが特徴です。泳ぎに適した撥水性の高い被毛や鋭く硬い歯は、巣作りや巣を守るためのダム作りに役立ちます。
ビーバーの巣は、川の中に枝で山を作るような形状でできており、内部は水が入らない構造になっています。しかし川の水位が上がると巣の内部に水が入ってしまうため、安全を守るためにダムを作り、水流をせき止めているのです。
関東近郊でビーバーに会える動物園3選

ここでは、関東近郊でビーバーに会える動物園を紹介します!
国際ビーバーデーである4月上旬は、気温が上がり動物たちも元気に動き出す季節。ぜひこの機会に、森の建築家・ビーバーの姿をチェックしに出かけましょう!
東武動物公園【埼玉県】
野生下では木の葉や水生生物などを食べているビーバー。東武動物公園では、リンゴやサツマイモなどの果物・野菜を与えられています。
運が良ければ、大事そうに食べ物を抱きかかえながら食べる姿を目撃できるかも!ビーバーの展示エリアは2月28日まで改修工事をおこなっているため、春にはピカピカになった施設が見られるでしょう。
住所 | 埼玉県南埼玉郡宮代町須賀110 |
アクセス | 東北自動車道「久喜IC」より車約20分・圏央道「白岡菖蒲IC」より車約20分・東武スカイツリーライン「東武動物公園駅」より徒歩約10分 |
営業時間 | 要確認(曜日やシーズンによって異なる) |
休館日 | 要確認(月によって異なる) |
入場料金 | 大人:1,900円中・高校生:1,600円3歳~小学生:900円 |
駐車場台数 | 約2,500台 |
那須どうぶつ王国【栃木県】
那須どうぶつ王国では2024年8月にビーバーの赤ちゃんが誕生!スクスクと大きくなる姿を見守るファンも多いようです。
同施設におけるビーバーの繁殖は初めてで、産まれた日から元気な鳴き声が聞こえてきたのだとか。現在は、パパとママと一緒に家族3匹で暮らす姿を観察できます。仲睦まじいビーバーファミリーの暮らしは要チェックです!
住所 | 栃木県那須郡那須町大島1042-1 |
アクセス | 「那須I.C.」より車約30分・JR「那須塩原駅」より無料シャトルバス(予約制)約50分 |
営業時間 | 平日:10:00~16:30土日祝・GW・夏季期間:9:00~17:00冬季期間:10:00~16:00 |
休館日 | 水曜日 |
入場料金 | 【通常営業】中学生以上:2,600円3歳~小学生:1,200円3歳未満:無料【冬季期間】中学生以上:2,000円3歳~小学生:1,000円3歳未満:無料 |
駐車場台数 | 850台 |
羽村市動物公園(ヒノントンZOO)【東京都】
羽村市動物公園(ヒノントンZOO)では、ペンギンエリアにてビーバーを展示中です。
羽村市動物公園でも2024年6月に2匹の赤ちゃんが産まれており、家族4人で暮らす姿が見られます。とくに小さなお子さんを持つ人にとっては、子育てに切磋琢磨するパパ・ママビーバーに感情移入してしまうはず!
住所 | 東京都羽村市羽 4122 |
アクセス | JR青梅線「羽村駅」より徒歩20分・羽村市コミュニティバスはむらん羽村東コース「動物公園前」下車 |
営業時間 | 要確認(曜日やシーズンによって異なる) |
休館日 | 毎週月曜日と1月1日 |
入場料金 | 18~65歳:500円18歳未満:無料 |
駐車場台数 | 要確認(近くの「タイムズ羽村市動物公園」は322台) |
ユニークな生態を持つビーバーたちに会いに行こう!

今回は、国際ビーバーデーや、ビーバーに会える動物園を紹介しました。
ビーバーは「名前は知っているけれど実際に見たことはない」という人も多いはず!ぜひ動物園に出かけて、ビーバーが華麗に泳ぐ姿を観察してください。