カラフルな『カナリア』のブーム到来!?SNSでも人気の癒し系ペット

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まとめ
  • 人懐っこく感受性が高い癒し系の小鳥で、歴史的には『炭鉱のカナリア』としても知られる繊細さを持つ。
  • 羽色のバリエーションが豊富で、黄色・赤・白など美しいカラーがSNSでも人気。
  • 特に『梵天カナリア』などの個性派品種に注目が集まっている
  • 丈夫で鳴き声も控えめなので、初心者にも飼いやすい

画像提供:@zabi227canarybeard

小さくてカラフル、しかもおっとりとした表情に癒される。

今、改めて人気が高まっている小鳥……それが『カナリア』です。

この記事では、可愛すぎる見た目や人気の品種『梵天カナリア』そして色とりどりの羽色を持つカナリアの魅力を、SNS投稿も交えながら紹介します。

目次

カナリアって実は人懐っこい癒し系だった!

カナリアといえば『さえずりが美しい小鳥』というイメージが強いですが、現在では品種改良が進み、種類が豊富になっています。

声を楽しむソングカナリア・姿の美しさを楽しむスタイルカナリア(細カナリア)・カラーバリエーションの豊かなカラーカナリアなどが存在します。

実はとても人懐っこく、性格もおだやかで飼いやすい鳥なんです。繊細でありながらも人によく慣れ、飼主の気配に反応したり、鳴き声で感情を伝えてくれたりします。

そんなカナリアは、かつて『炭鉱のカナリア』としても知られていました。なぜ、そのような呼び名がついたかと言うと、有毒ガスに非常に敏感な体質を活かし、炭鉱での毒ガス検知の『生きた警報機』として働いていたという歴史があります。

それほど感受性が高い生き物だからこそ、人の気持ちや空気の変化にも敏感で、優しく寄り添ってくれる存在なのです。

【インスタでも話題】羽色が美しすぎる!色とりどりのカナリアたち

カナリアイエローという言葉に代表されるように『カナリア=黄色』と思いがちですが、今では赤・白・モザイクなどさまざまな色の品種が存在します。

品種改良が進んだことで、羽色の個性がさらに際立つようになり、見た目の華やかさも魅力のひとつになりました。ここでは特に、カラーカナリアについて紹介していきます。

昔ながらの黄カナリア(クラシックタイプ)

昔ながらの『カナリアらしいカナリア』といえばこの黄色タイプ。

明るくて鮮やかな羽色は、まさに太陽のような存在感。部屋に一羽いるだけで空気がパッと明るくなるような、そんな元気をもらえるカラーです。さえずりも美しく、初めて飼う人にもおすすめ。

鮮やかな色が特徴の赤カナリア(レッドファクター)

画像提供:@papiwhip

情熱的な赤い羽毛が印象的なレッドファクター。もともとは他種との交配によって生まれた品種で、現在ではペレットやパパイヤなどカロチンを含む食事を与えることで、鮮やかな赤色をキープすることができます。

レッドファクターをお迎えした人のSNS投稿では「一目惚れでした」と語られるカナリアのジローくん。

「たくさんのカナリアたちに癒されました。見ているだけで何時間も経ってしまいそう…」というコメントからは、カナリアの魅力が日常に深く溶け込んでいる様子が伝わってきます。

上品で清潔感のある白カナリア

純白の羽が美しく、どこか神秘的な雰囲気を持つ白カナリア。

インテリアにも映える上品な姿で「部屋に静かに佇むアートのよう!」と人気を集めています。羽の質感もふわっとしており、清潔感のあるイメージは女性にも特に人気。落ち着いた性格の個体も多く、さりげない存在感が魅力の一羽です。

SNSで話題の『梵天カナリア』のザビちゃん!

画像提供:@zabi227canarybeard

カナリアの品種の中でも、近年とくに人気なのが『梵天カナリア』。グロスターカナリアの一種として扱われることもあります。

その最大の特徴は、頭の上にちょこんと乗ったもふもふの冠羽。まるで小さなマッシュルーム、もしくは「ぬいぐるみ!?」と驚かれるほどのインパクトでSNSでも話題になっているのがローラーカナリアのザビちゃんです。

ザビちゃんの最大の魅力は、なんといってもそのヘアスタイル……。
トレードマークは、見事なまでに整えられ、四角く盛り上がる冠羽。その『角刈り風』フォルムがSNSでも話題です。

『今日のザビちゃん』の一言が添えられる投稿では、ふわふわの冠羽がついたザビちゃんがちょこんと止まり木に佇む姿が映されており、コメント欄には「かわいすぎる」「ヘアスタイルがオシャレすぎ」といった声が多数。

ローラーカナリアは、見た目のユニークさはもちろん、性格も穏やかで甘えん坊な子が多いため、癒し度は抜群です。

「こんなカナリアがいたの!?」と思わせる発見があるのも、カナリアという小鳥の奥深い魅力のひとつですね。

「可愛いだけじゃない、クセの強さにハマる」
それもまた、現代カナリアライフの醍醐味といえるでしょう。

【飼いやすさも魅力】カナリアをお迎えする前に知っておきたいこと

画像提供:@papiwhip

カナリアは、その可愛らしい見た目に反して非常に丈夫で、初心者にもおすすめの小鳥です。お世話に必要なポイントを押さえておけば、無理なく飼育を楽しむことができます。

まずケージは、羽を広げて飛べる程度の横長タイプが理想。止まり木を複数用意し、運動できる環境を整えましょう。

エサはカナリア専用のシードやペレットが基本ですが、栄養バランスのために新鮮な野菜や果物も取り入れると理想です。

また、鳴き声はオスの方がさえずりが豊かですが、大きすぎる音ではないのでマンションでも安心して飼えます。

冬場は保温対策としてペットヒーターの使用も検討しましょう。寒暖差に敏感なため、エアコンの風が直接当たらないよう注意してあげましょう。

毎日に彩りを添える、カナリアとの暮らし

カナリアは、見るたびに癒されるその姿、澄んださえずり、そして一羽一羽の個性。

とくに梵天カナリアのようなユニークな品種や、SNSで注目されるカラフルな個体は、あなたの毎日をそっと彩り、心を和ませてくれる存在になるはずです。

忙しい日々の中で、ふとした瞬間に癒しをくれる……そんなカナリアとの暮らし、あなたも始めてみませんか?

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miwa

miwa

生粋の猫派ライター。アメショの猫に飼われながら、他にもカメ・インコ・ウサギ・金魚と幼き頃から過ごしていました。また、水族館大好き。特にサメ類への関心が強く、実は、シロワニの生態研究者になることを夢見ていました。趣味のダイビングでは、海中での生物観察も楽しんでいます。実際のダイビング経験と水族館での観察、両方の視点から海の生き物たちの魅力を伝えていきたいです。

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